2013年2月27日(水)に開催される千葉県がんセンター研究局集談会にて招待講演いたします。
ご多忙中のところまことに恐縮ではございますが、この機会に是非ご来臨賜り、ご高覧いただきたくご案内申し上げます。
生体成分固定化による探索・創薬・検出・診断; 次世代バイオチップによる生体計測
Bio-conjugates for Separation, Diagnostics, and Theranostics; A Novel Biodetection System
演者・所属: 軒原 清史・株式会社ハイペップ研究所代表取締役
日時:平成 25 年 2 月 27 日(水)午後 5 時 30 分〜午後 7 時
場所:千葉県がんセンター 研究局カンファレンスルーム
要旨:
演者は「生体の分子認識の産業への応用」をめざし 2002 年にハイペップ研究所を設立した。タンパク質はペプチドでミメティックできることから、タンパク質相互作用において、デザインしたペプチド誘導体をセンサー素子に用いる。目的に合わせた生体機能分子ライブラリーを構築し、これを用いた独自の研究開発を展開している。
固定化ペプチド誘導体ライブラリーをアレイ化し、診断(Biochip)、治療(Peptide Vehicle)へ展開するための基盤技術を確立した。過去 10 年間次世代バイオチップシステムの開発に注力してきたが、そのコンセプトは新規基板素材とともに世界でも類を見ない独自の物である(欧・日本・米国で特許を取得)。
分子診断、細胞診断という観点から、分子認識メカニズムによる難疾患早期発見・検査、感染症予防等に応用していきたい。
このために臨床家等とのコラボレーションを求めている。