代表挨拶
ハイペップ研究所は、バイオメディカル分野の研究開発に関するコンサルテーション、受託による合成・解析・検定、受託研究、化合物ライブラリー構築関連の機器・器具・試薬などの販売を行いながら、ペプチドアレイを用いる新たなバイオチップの開発や、新規活性ペプチドの探索と臨床応用、ペプチドの生体材料への応用、合成ワクチンの開発などを進めるために設立されました。
企業理念
バイオサイエンス研究開発を通じ、人材育成も含め、生活の質(QOL)の向上を目指し疾病の早期発見・予防や有効治療の分野を中心として社会に貢献する。
経営理念
創業者の経歴を生かした、”産官学の連携”を越え、”融合”という観点から世界的規模で研究開発ビジネス拡大を目指す。
代表取締役略歴
これまでの主な研究内容
タンパク質ペプチドを中心とする構造解析・化学合成・免疫化学的研究、バイオテクノロジー研究のための機器開発とその応用技術の研究(医科学領域ではインスリンの研究、脳・神経・消化器系を中心とする内分泌化学的研究、高血圧に関する免疫組織化学的研究)、生体防御も含めた生体機能に関わる分子認識の研究。
薬学博士 軒原清史 プロファイル
1971年 | 東京農工大学工学部工業化学科卒 |
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1974~1979年 | ドイツアーヘン工科大学、ドイツ羊毛研究所研究員 |
1979~1985年 | 県立静岡薬科大学薬学部(現県立静岡大学)教官(助手) |
1985年 | ドイツ政府/アレキサンダー・フォン・フンボルト財団の招聘により渡独、ハイデルベルグ大学医学部講師、ドイツ国立バイオテクノロジー研究所研究員。 |
1990年 | (株)島津製作所、バイオ機器部研究開発担当部長、組織改編により、1994年からライフサイエンスセンター長 |
1994年 | 多種品目同時化学反応装置』科学技術庁注目発明受賞 |
1997年 | (株)島津総合科学研究所を設立、主席研究員(出向) |
2002年 | 株式会社ハイペップ研究所設立 |
主な兼任公職
1992年ー 1995年東京農工大学工学部客員教授員
1994年ー 2002年東京都神経科学総合研究所非常勤研究員員
1998年ー 2000年東京農業大学特別客員研究員
2002年ー 南京医科大学客員教授
主な国のプロジェクト採択課題(研究代表者)
1998年 | NEDO委託「機能性生体分子解析・合成システムの開発-機能性分子の多種多様合成システム技術の開発」 |
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2000年 | 科学技術庁ミレニアムプロジェクト・革新的な技術開発提案公募研究 「機能性ペプチドを固定化した次世代バイオチップの開発」 |
2004年 |
沖縄県、(財)沖縄県産業振興公社、内閣府「プロテインチップ用検出素子である多種ペプチド誘導体の化学合成」 NEDO産業技術実用化開発費助成事業「合成ペプチド誘導体をアレイとした新規プロテインチップの開発」 |
2006年 | ジャパントラスト事業 NEDO技術開発機構 「漢方からの胃腸平滑筋作動化合物の探索と同定 |
2007年 |
農水省・農研機構生物系産業創出のための異分野融合研究支援事業「BSE等プリオン病の発症前診断を可能とするバイオチップの開発」 経済産業省地域資源活用型研究開発事業「沖縄産ギンネムを原料とする高付加価値物質創出と副産物の応用」 |
2008年 | 内閣府、沖縄県産業振興公社 沖縄イノベーション創出事業「ペプチドライブラリーを用いるがん細胞標的治療薬と検査法の開発」 |
2009年 | (独)科学技術振興機構 研究成果最適展開支援事業 A-STEP フィージビリティスタディ「新規開発素材を用いる次世代高効率スクリーニング用細胞アレイ」 |
2012年12月~2013年2月 | 公益財団法人 京都産業21 平成24年度連携型イノベーション研究開発事業<企業連携型>事業化可能性検証補助金 新規素材アモルファスカーボン基板を用いた環境検査用抗体チップの開発 |
2013年1月~2013年12月 | (独)科学技術振興機構 平成24年度研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) フィージビリティスタディ(シーズ顕在化タイプ) 遺伝子発現制御ピロール・イミダゾール・ポリアミド誘導体の創薬を目的とする工業的製造法の開発 |
2013年2月~2014年1月 | 公益財団法人 新技術開発財団 第90回(平成24年度第2次)新技術開発助成 プロテインフィンガープリント法に基づく生体計測システムの開発 |
2013年6月~2014年2月 | 京都市 平成25年度京都発革新的医療技術研究開発助成事業 テロメアを標的としたケミカルプローブの開発と製造法の確立 |
受賞歴
2003年 財団法人中小企業ベンチャ-振興基金、研究開発助成金取得
2004年 UFJニューフロンティア企業育成基金取得
2004年 第5回バイオビジネスコンペ 優秀賞受賞